介護業界で介護士として働く場合、施設内に限り一部の業務は資格を持っていなくとも従事することが可能です。これまで基本となっていたヘルパー2級と呼ばれていた資格は、今は介護職員初任者研修や初任者研修などと呼ばれていて、この資格を取得しておくとできることが増えるのです。パートやアルバイトで働くのなら資格を取得していなくても問題はありませんが、本職としてこの先も介護の仕事を続けていきたいと考えている場合は、早めに資格を取得してキャリアアップを図ることが重要になってくるでしょう。

高齢化社会において介護職はこの先さらに需要が伸びて、訪問介護業務に携われると働ける機会が増えるでしょう。働きながらでも取得が可能となり、最短1か月、最長でも4か月程度で資格の取得が可能となるので時間を作ってチャレンジしておくのがおすすめです。資格を取得すればできることが増えるので、結果として働き方の選択肢も広がっていきます。この先も介護業界で仕事を続けたい場合、できる内容を増やすのは有意義ですし、将来に役立ってくれるでしょう。

さらに資格の有無は収入面にも関わってきますし、施設によっては資格の取得のために費用援助を行ってくれるところもありますので、積極的に活用していくといいでしょう。介護職員初任者研修の取得はそれほど難しくなく、それでいて介護業界で働く場合には役立ってくれます。記憶力や身体機能が高い若い頃に取得した方が楽なので、時間を見つけてチャレンジするのがおすすめです。